趣旨

人文学におけるディシプリン型研究においては、様々な個別の知識体系が他者との関係を明示的に意識されないまま独立して存在しており、分野を越えた知見の共有についてはこれまであまり意識されてこなかった。しかし、そうしたディシプリン型研究が、長い研究史の中で極めて奥行きの深い研究成果を数多く蓄積してきたこともまた事実である。問題は、多数の独立した知識を関連づける、より大きな枠組みとしての知識基盤が存在しないことにあるのであって、個別の研究分野が生み出してきた数多くの知見それ自体の価値は決して毀損されるべきものではない。知見が孤立していた時代から結びつく時代へと、人文学研究を根底から変える時代にきている。

社会においても新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が多大な影響をもたらし、新しい生活様式に移行することが強く求められている。高等教育の場においても、これまでの対面授業からオンライン授業に変わり、新しい教育様式に適応することが求められた。であるならば、研究においても新しい様式が生まれる、もしくは生み出すことは社会的状況からも必然であると思われる。

そこで本シンポジウムでは、オープンデータやIIIF(International Image Interoperability Framework)などの共通技術を用い、研究資料はもちろん、研究の方法論や研究成果等、あらゆるリソースを可視化することで、知識共有を基本とする研究様式について考察し、ディシプリン型の研究成果をオープンナレッジとして活用する新しい人文学学術情報基盤のあり方について考える機会としたい。

開催概要

日程 2020年12月12日(土)~13日(日)
会場 オンライン開催(拠点)筑波大学 筑波キャンパス春日エリア
主催 情報処理学会(IPSJ) 人文科学とコンピュータ研究会 (SIG-CH)
協力団体
後援 日本計算機統計学会
日本行動計量学会

実行委員会

宇陀則彦(筑波大学)[委員長]
加藤誠(筑波大学), 志田泰盛(筑波大学), 高久雅生(筑波大学), 堤智昭(筑波大学), 時井真紀(筑波大学), 松村敦(筑波大学), 三原鉄也(筑波大学), 和氣愛仁(筑波大学), 河瀬彰宏(同志社大学), 北﨑勇帆(高知大学), 鹿内菜穂(亜細亜大学)

プログラム委員会

小木曽智信(国立国語研究所)【委員長】
高田智和(国立国語研究所)【副委員長】,村井源(はこだて未来大学)【副委員長】
耒代誠仁(桜美林大学), 後藤真(国立歴史民俗博物館), 阪田真己子(同志社大学), 上阪彩香(大阪大学), 永崎研宣(人文情報学研究所), 橋本雄太(国立歴史民俗博物館), 北本朝展(国立情報学研究所)

主なトピック

人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマについての研究発表・事例報告などについて広く歓迎いたします。具体的なトピックは以下に挙げますが、この限りではありません: デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、考古学・歴史学・文献学・言語学などの人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、広く 人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。

発表論文募集

項目 日程
募集開始 2020/06/29
概要論文締切 2020/09/07
論文採否通知 2020/10/12
カメラレディ論文締切 2020/11/09

概要論文の応募について

  1. A4判2ページ(図表を含む)の概要論文を作成してください。査読方針、概要論文の書き方、送付方法などについては、以下のフォーマットに詳しい情報がありますので、ダウンロードの上、必ず参照してください。
  2. 2020年度、じんもんこんシンポジウムはシングルブラインド制を採用します。著者・所属も概要論文に記載をお願いします。
  3. 概要論文には希望する発表形式(口頭、ポスター、デモ、どれでもよい)を明記してください。
  4. 学生が第1著者の場合は、学生奨励賞の審査対象となりますので、審査希望の有無を選択してください。
  5. 提出された概要論文に基づいて、プログラム委員会で査読・審査の上、応募論文の採否を決定します。
  6. 採択された場合、A4判6ページか8ページの論文集用カメラレディ論文を提出していただきます。

概要論文の投稿について

  1. じんもんこん2020では、概要論文の投稿にオンライン投稿システムEasyChairを利用します(http://www.easychair.org)。EasyChairのアカウントをすでにお持ちの方は、そのアカウントを利用してログインしてください。アカウントをお持ちでない方は、新規にアカウントを作成してください。
  2. じんもんこん2020 EasyChairページよりログインし、概要論文を提出してください。
  3. 投稿ファイルのファイル形式はPDFのみとします。
  4. 投稿時、「著者情報」「タイトル」「キーワード(3語以上)」「希望発表形式」を入力して、申し込みをしてください。 ※「著者情報」「タイトル」は、概要論文が和文の場合は日本語で、英文の場合は英語で入力してください。 ※「キーワード」は、日本語入力するとエラーが出る事例が報告されているため、概要論文が和文・英文にかかわらず、英語で入力してください。
  5. 投稿後、すぐにEasyChairから確認メール(受理通知)が送付されます。確認メールが届かない場合は、お問い合わせください。 ※EasyChairから確認メール(受理通知)が届かない場合は、投稿が正常に完了していません。
  6. 概要論文締切までの期間であれば、何度でも概要論文のアップデートが可能です。
  7. EasyChairの詳細な操作方法は EasyChairの使い方(こちらをクリック) を御覧ください。
  8. 概要論文作成、投稿に関して不明な点があれば、下記問い合わせ先にお問い合わせください。

発表形式

  • 原則として筆頭著者および発表者となれるのは,企画セッションを除いて著者一人につき1発表とします.共著者には特に制限はありません.
  • 下記のツールを利用したオンライン発表を予定していますが,状況の変化により若干方式が変更になる可能性があります。

口頭発表

ポスター発表

  • ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Zoom(ビデオウェビナー)により、1発表につき1分間のライトニングトーク(ポスター・デモ紹介)を行います。
  • ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Web会議システムRemoにより、質疑応答を行います。

デモ発表

  • ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Zoom(ビデオウェビナー)により、1発表につき1分間のライトニングトーク(ポスター・デモ紹介)を行います。
  • ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Web会議システムRemoにより、質疑応答を行います。

表彰について

最優秀論文賞

  • 最も優秀な研究発表を表彰します。

ベストポスター賞

  • 最も優秀なポスター発表を表彰します。

学生奨励賞

  • 学生が第一著者で発表を行った中から、優れた研究発表を表彰します 。

プログラム

準備中

参加申込(参加費)

準備中

問い合わせ

sympo2020contact■jinmoncom.jp(■を@に変えてください)