A3-3:Digital Criticism Platform: エビデンスベースの解釈を支援するデジタル史料批判プラットフォーム
北本 朝展(国立情報学研究所),西村 陽子(花園大学)
P5:異なる文体の混在するテキストに対する複数辞書切り替えによる解析手法の提案
間淵 洋子,小木曽 智信(国立国語研究所)
D3:暦に関するLinked Dataとその活用
関野 樹(総合地球環境学研究所)
A2-2:無辞書言語における自動処理: 現代ナワトル語の対話型タグ生成
佐々木 充文(東京大学・学術振興会特別研究員)
P1:動的計画法を用いた狂言台本の語の自動対応付け
北﨑 勇帆(東京大学)
趣旨
1999年に第1回「人文科学とコンピュータシンポジウム〜過去・現在・未来(じんもんこん1999)」が開催されてから16年になります。この間、コンピュータに象徴される情報技術がめまぐるしく進歩する中で、じんもんこんは、人文科学と情報学の議論、協働、コラボレーションを目的として活動し、文理融合型研究会の嚆矢として知られるようになりました。今日では、人文情報学、文化情報学、デジタルヒューマニティーズ等をキーワードとした学術団体、教育・研究組織も多く見られるようになり、文理融合ももはや珍しいものではなくなると同時に、その概念は文と理という対立の枠組みを超えた学融合・学際研究へと広がりを見せ、新たな知の創成を目指す活動に発展しています。このような状況は、じんもんこんの進めてきたミッションの成果と言えますが、その一方で、現在の学融合・学際研究が、必ずしも十分な成功をおさめているとは言えません。個々の成果および研究領域に対する正統な評価、領域を超えるマインドを持った人材の育成、教育・研究組織や体制への継続的なサポート、隣接領域学会・研究会との交流や差別化あるいは協力体制など、様々な問題が顕在化しています。さらに、根本的な問題として、新たな知の創成と言えるような成果をあげることもまだまだというのが現状です。このような問題を解決するために、今まさに、じんもんこんには新しい役割が求められています。
そこで、本シンポジウムでは、学融合・学際研究を推進する方々が一堂に会する場を提供し、これまでの成果と課題を共有することを目指します。そして、文理融合が目指した知の創成を見据えて、じんもんこんの今後の方向性と発展について議論し、次なるミッションは何かを考える機会にしたいと考えています。
開催概要
日程 | 2015年12月19日(土)〜20日(日) |
---|---|
会場 | 同志社大学京田辺校地 夢告館(京都府京田辺市) |
アクセス | 同志社大学京田辺校地へのアクセス
※近鉄電車でお越しの方へ 最寄り駅は「興戸駅」となりますが、徒歩で(上り坂)20分程度はかかります。興戸駅にはタクシー乗り場はございません。 足に自信のない方は、新田辺駅もしくは三山木駅からバス、タクシーをご利用ください。 新田辺駅からは10分(1000円)程度、三山木駅からは5分(700円)程度で着きます。 バスの場合は、同志社大学正門で下車してください。 新田辺駅バス時刻表 三山木駅バス時刻表 |
主催 | 情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会 (SIG-CH) |
共催 | 同志社大学文化情報学会 |
後援 |
情報考古学会 人文系データベース協議会 アート・ドキュメンテーション学会 日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 記録管理学会 情報メディア学会 電子情報通信学会 日本アーカイブズ学会 日本計算機統計学会 日本行動計量学会 日本統計学会 日本図書館情報学会 情報知識学会 |
協力団体 |
コンテンツ株式会社 株式会社ナレッジ・シナジー 株式会社ヒューマンオーク ディスクロージャー・イノベーション株式会社 勉誠出版株式会社 インフォコム株式会社 株式会社朝倉書店 株式会社田中プリント |
実行委員会
村上 征勝(同志社大学)[委員長]
松村 敦(筑波大学),
阪田 真己子(同志社大学),
鹿内 菜穂(日本女子大学),
正田 悠(同志社大学),
土山 玄(同志社大学),
山田 太造(東京大学史料編纂所),
矢野 環(同志社大学)
プログラム委員会
後藤 真(国立歴史民俗博物館)[委員長]
北本 朝展(国立情報学研究所),
古瀬 蔵(国文学研究資料館),
関野 樹(総合地球環境学研究所),
守岡 知彦(京都大学),
曽我 麻佐子(龍谷大学),
小林 雄一郎(東洋大学)
おもなトピック
デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、考古学・歴史学・文献学・言語学などの人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、広く人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。
発表論文募集
スケジュール
項目 | 日程 |
---|---|
募集開始 | 2015年7月7日(火) |
概要論文締切 | 2015年9月17日(木) |
論文採否通知 | 14日午後に採否通知を送付します |
カメラレディ論文締切 | 2015年11月12日(木) |
概要論文の応募について
- A4判2ページ(図表を含む)の概要論文を電子メール添付にて投稿して下さい(電子投稿のみ受け付けます)。査読方針、概要論文の書き方、送付方法などについては、じんもんこん2015概要論文フォーマット(Microsoft Word形式)じんもんこん2015概要論文フォーマット(Microsoft Word形式)に詳しい情報がありますので、ダウンロードの上、必ず参照してください。
- 2015年度、じんもんこんシンポジウムはシングルブラインド制を採用します。著者・所属も概要論文に記載をお願いします。
- 概要論文には希望する発表形式(口頭、ポスター、デモ、どれでもよい)を明記してください。
- 事務局からの連絡は、電子メールを用います。投稿には必ず受付通知をお返しします(おおむね24時間以内)。受付通知が届かない場合はお問い合わせ下さい。
- 提出された概要論文に基づいて、プログラム委員会で査読・審査の上、応募論文の採否を決定します。
- 採択された場合、A4判8ページ以内の論文集用カメラレディ論文を提出していただきます。
発表形式
口頭発表
- 口頭発表での持ち時間は25分です。口頭発表は、1発表につき発表25分(ただし、前の人との入れ替えを含む)、質疑5分となります。
ポスター発表
- ポスター発表には以下の設備を用意します。この設備を利用したデモも可能です。これ以上の設備が必要な場合はお問い合わせください。
- パネル:W840mm, H1750mm(掲示可能面積)
- 机:1台
- 電源コンセント:1個
- 椅子:1脚
- ポスターは19日(土)の昼休みから掲示できます。ポスターセッション開始時までには掲示を完了して下さい。
- ポスターは原則として20日(日)の昼休みまで掲示し、20日の昼休みに撤収することとします。この時間に撤収できない方は、自ら早めに撤収をお願いします(19日のコアタイム終了までは必ず掲示してください)。20日の昼休み以降につきましては、実行委員会で撤収いたします。なお、その際のポスターの破損等につきましては、責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
- 20日のシンポジウム終了までに実行委に回収に来なかった場合には、実行委側で処分いたします。
プログラム
併催イベント
歴史的典籍オープンデータワークショップ 〜古典をつかって何ができるか!じんもんそん2015〜(メルパルク京都 6F会議室)
参加申込
参加費
会員種別 | 事前登録フル参加 | 当日登録フル参加 | 事前登録1日参加 | 当日登録1日参加 |
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CH会員 | 6,000円 | 9,000円 | - | - |
IPSJ会員・後援団体会員 | 9,000円 | 12,000円 | 7,000円 | 10,000円 |
非会員 | 10,000円 | 13,000円 | 8,000円 | 11,000円 |
CH会員(学生) | 0円 | 0円(原則事前登録) | - | - |
IPSJ会員・後援団体会員(学生) | 3,000円 | 3,000円(原則事前登録) | - | - |
非会員(学生) | 3,000円 | 3,000円(原則事前登録) | - | - |
*懇親会費は参加費とは別に5000円(一般)、2000円(学生)となります。
*昼食代は参加費には含まれません。
問い合わせ
シンポジウム全般の照会先メールアドレス: