じんもんこん2018は終了しました。たくさんの方々のご来場ありがとうございました。
審査員による投票の結果、じんもんこん2018ベストポスター賞は、以下の発表に決定いたしました。おめでとうございます。
P-7:キリシタン資料のローマ字原文対応和文テキストの作成
片山久留美(国立国語研究所),小木曽智信(国立国語研究所),中村壮範(国立国語研究所)
じんもんこん2018学生奨励賞は、以下の発表に決定いたしました。おめでとうございます。

A1-1:Transformerモデルを用いた機械学習によるサンスクリットの連声解除
塚越柚季(東京大学)

P-22:低頻度ピッチクラスセットの2-gramパターンを用いたモーツァルトの交響曲と弦楽四重奏曲の比較分析
平野充(東京工業大学),山元啓史(東京工業大学)

B2-2:花押類似検索のための畳み込みオートエンコーダによる画像特徴抽出
鬼塚洋輔(九州大学),大山航(九州大学),山田太造(東京大学),井上聡(東京大学),内田誠一(九州大学)

じんもんこん2018最優秀論文賞は、以下の発表に決定いたしました。おめでとうございます。

A1-2: End-to-End Pre-Modern Japanese Character (Kuzushiji) Spotting with Deep Learning
Tarin Clanuwat(ROIS-DS-CODH, National Institute of Informatics), Alex Lamb(MILA, Universite de Montreal), Asanobu Kitamoto(ROIS-DS-CODH, National Institute of Informatics)

趣旨

人文科学とコンピュータ研究会では主に人文科学と情報学の学際領域における研究課題として、情報技術を活用した人文科学の研究や人文科学に関連する情報資源の記録・蓄積・提供に関わる研究等を扱ってきました。継続的に蓄積されてきた人文科学研究データは、テキスト・画像・音声・動画など多岐にわたっており、小規模ながら精緻なデータからビッグデータまで、機械学習・セマンティックウェブ・オープンデータなどによる新たな利活用がまさに始まっています。

そこで、本シンポジウムは、このようなデジタルアーカイブイノベーションの中での、デジタルアーカイブに関わる情報技術・提供ための課題や実例を共有し、さらなる利活用へとつなげていく議論の場として捉えたいと考えています。

併設イベント

地震史料シンポジウム「地域史料から地震学へのアプローチ」
【日時】:2018年11月30日(金) 13:00-17:30
【場所】:東京大学福武ラーニングシアター(東京都文京区)
【主催】:東京大学地震火山史料連携研究機構

実行委員会

榎原雅治(東京大学)[委員長]
加納靖之(東京大学), 西山 昭仁(東京大学), 山田太造(東京大学), 上阪彩香(大阪大学), 関野樹(国際日本文化研究センター), 後藤真(国立歴史民俗博物館), 永井正勝(東京大学), 堤智昭(東京電機大学), 松村敦(筑波大学), 橋本雄太(国立歴史民俗博物館)

プログラム委員会

高田智和(国立国語研究所)【委員長】
大内英範(人間文化研究機構), 亀田尭宙(京都大学), 河瀬彰宏(同志社大学), 耒代誠仁(桜美林大学), 阪田真己子(同志社大学), 鹿内菜穂(亜細亜大学), 永崎研宣(人文情報学研究所), 村井源(はこだて未来大学)

おもなトピック

デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、考古学・歴史学・文献学・言語学などの人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、広く 人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。

発表論文募集

スケジュール

項目 日程
募集開始 2018/ 6/25(月)
概要論文締切 2018/ 9/ 3(月) 2018/9/7(金) 延長になりました
論文採否通知 2018/10/ 1(月)
カメラレディ論文締切 2018/11/ 1(木)

概要論文について

  1. A4判2ページ(図表を含む)の概要論文を作成してください。査読方針、概要論文の書き方、送付方法などについては、以下のフォーマットに詳しい情報がありますので、ダウンロードの上、必ず参照してください。
  2. 2018年度、じんもんこんシンポジウムはシングルブラインド制を採用します。著者・所属も概要論文に記載をお願いします。
  3. 概要論文には希望する発表形式(口頭発表、ポスター発表、デモ発表、どれでもよい)を明記してください。
  4. 学生が第1著者の場合は、学生奨励賞の審査対象となりますので、審査希望の有無を選択してください。
  5. 提出された概要論文に基づいて、プログラム委員会で査読・審査の上、応募論文の採否を決定します。
  6. 採択された場合、A4判8ページ以内の論文集用カメラレディ論文を提出していただきます。

概要論文の投稿について

  1. じんもんこん2018では、概要論文・カメラレディ原稿の提出にオンライン投稿システムEasyChairを利用します(http://www.easychair.org)。EasyChairのアカウントをすでにお持ちの方は、そのアカウントを利用してログインしてください。アカウントをお持ちでない方は、新規にアカウントを作成してください。
    ※EasyChairアカウントの作成方法
  2. じんもんこん2018 EasyChairページ(https://easychair.org/conferences/?conf=jinmoncom2018)よりログインし、概要論文を提出してください。
  3. 提出ファイルのファイル形式はPDFのみとします。
  4. 投稿時、「著者情報」「タイトル」「キーワード(3語以上)」「希望発表形式」を入力して、申し込みをしてください。
    ※「著者情報」「タイトル」は,概要論文が和文の場合は日本語で、英文の場合は英語で入力してください。
    ※「キーワード」は、日本語入力するとエラーが出る事例が報告されているため、概要論文が和文・英文にかかわらず、英語で入力してください。
  5. 投稿後、すぐにEasyChairから確認メール(受理通知)が送付されます。確認メールが届かない場合は、 お問い合わせください。
    ※EasyChairから確認メール(受理通知)が届かない場合は、投稿が正常に完了していません。
  6. 概要論文締切までの期間であれば、何度でも概要論文のアップデートが可能です。
  7. EasyChairの詳細な操作方法は 「EasyChairを利用した概要論文の投稿方法について」 (こちらをクリック) を御覧ください。
  8. 概要論文作成、投稿に関して不明な点があれば、 お問い合わせください。

発表形式

口頭発表

  • 1件につき発表25分(ただし、前の人との入れ替えを含む)と質疑5分の合計30分となります。

ポスター発表

  • 原則として、じんもんこん2018の開催期間中、指定の場所にポスターを掲示します。
    • ポスターは12月1日(土)の午前中から掲示できます。12月1日(土)の昼休み終了までに必ず掲示を完了して下さい。
    • ポスターは12月2日(日)の企画セッション終了まで掲示し、それ以降撤収をお願いします。(12月2日(日)のセッション5終了までに必ず撤収してください。)。
    • 12月2日(日)のセッション5終了までに撤収できない場合は、実行委員会で撤収します。なお、その際のポスターの破損等につきましては責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。(セッション5終了までにポスター回収に来なかった場合には、実行委員会で処分いたします。)
  • ポスター発表では以下の設備を用意します。
    • パネル:幅119cm, 高さ175cm(画鋲留め。画鋲は実行委員会が用意します。)
    • 電源・机はありません。
  • 12月1日(土)午後のポスター・デモ紹介(A会場)で、1発表につき1分間のライトニングトークを行います。ポスター・デモ紹介終了後、D会場に移動してポスター・デモ発表コアタイム(質疑応答)を行います。

デモ発表

  • 原則として、じんもんこん2018の開催期間中、指定の場所にポスターを掲示します。
    • ポスターは12月1日(土)の午前中から掲示できます。12月1日(土)の昼休み終了までに必ず掲示を完了して下さい。
    • ポスターは12月2日(日)の企画セッション終了まで掲示し、それ以降撤収をお願いします。(12月2日(日)のセッション5終了までに必ず撤収してください。)。
    • 12月2日(日)のセッション5終了までに撤収できない場合は、実行委員会で撤収します。なお、その際のポスターの破損等につきましては責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。(セッション5終了までにポスター回収に来なかった場合には、実行委員会で処分いたします。)
  • デモ発表では以下の設備を用意します。
    • パネル:幅119cm×高さ175cm(画鋲留め。画鋲は実行委員会が用意します。)
    • 電源:1口(100V)
    • 長机:1台(幅180cm×奥行45cm)
  • 12月1日(土)午後のポスター・デモ紹介(A会場)で、1発表につき1分間のライトニングトークを行います。ポスター・デモ紹介終了後、D会場に移動してポスター・デモ発表コアタイム(質疑応答)を行います。

表彰について

最優秀論文賞

  • 最も優秀な研究発表を表彰します。

ベストポスター賞

  • 最も優秀なポスター/デモ発表を表彰します。

学生奨励賞

  • 学生が第一著者で発表を行った中から、優れた研究発表を表彰します 。

参加申込(参加費)

申込方法

事前登録期間: 2018年11月5日(月)〜2018年11月30日(金) 割引を適用するには11/26までにお申し込みください。

事前登録・事前振込み

情報処理学会の申し込みフォームからのお申込みになります。

参加費には昼食等の食事代は含まれておりません。

「懇親会費は参加費とは別に5,000円(一般)、1,000円(学生)となります。当日受付での現金払いのみとなります。」

会員種別 11/26(月)までの申込★(12/1,2の両日参加) 11/27(火)-30(金)までの申込み(12/1,2の両日参加) 11/26(月)までの申込★12/1or2の1日のみ参加) 11/27(火)-30(金)までの申込み(12/1or2の1日のみ参加)
CH研究会登録会員 6,000円 9,000円 - -
IPSJ会員共催・後援団体会員 9,000円 12,000円 7,000円 10,000円
一般(非会員) 10,000円 13,000円 8,000円 11,000円
学生(CH登録会員) 0円 0円(原則事前登録) - -
学生(CH登録会員以外・論文集無し) 0円 0円(原則事前登録) - -
学生(CH登録会員以外・論文集付き) 3,000円 3,000円(原則事前登録) - -

※web(マイページ)からお申込み頂いた参加費については、当日、会場での現金払いは出来ませんのでご了承ください。
※ジュニア会員は学生(CH登録会員以外)になります。
※12/1(土)以降のお申込みは当日会場でのみ受付となります。会場で「当日申込み用紙」にご記入頂き参加してください。
* 学生のお申込みは原則事前登録者を無料とします。(論文集付き学生のCH非登録会員は無料にはなりません)
※大学等の機関からのお支払で間に合わない場合は、別途 じんもんこん担当者(sig@ipsj.or.jp)までに振込予定日と請求書番号、氏名をご連絡ください。

懇親会

懇親会は初日(12月1日)18:45から 東京大学中央食堂(安田講堂前、地下)銀杏メトロ(東京都文京区本郷7-3-1,法文2号館 B1F)で行います。
↓会場へのアクセスマップはこちら↓

問い合わせ

シンポジウム全般の照会先メールアドレス:

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過去の開催