B2-2:カード単位の照合エビデンスを共有するシルクロード考古遺跡情報の統合データベース 西村 陽子(東洋大学), 北本 朝展(国立情報学研究所, 人文学オープンデータ共同利用センター)
PD2-D1:『日本語歴史コーパス』の誤り修正プラットフォームの開発 小木曽 智信(国立国語研究所), 八木 豊(株式会社ピコラボ)
PD1-P6:現代日本恋愛小説における結末の類型化と特徴の歴史的変遷 白鳥 孝幸(はこだて未来大学), 村井 源(はこだて未来大学)
PD2-P1:原型からの物語生成を目的とした神話物語と神話元型の現代物語との構造比較 吉田 拓海(はこだて未来大学), 村井 源(はこだて未来大学)
A3-3:『續一切經音義』からみる漢文文献の TEI マークアップの課題 王 一凡(東京大学), 渡邉 要一郎(東京大学), 永﨑 研宣(人文情報学研究所), 下田 正弘(東京大学)
A4-1:伝統文様アノテーション自動化のための自然画像とフラクタル画像による事前学習 鏡川 悠介(東京電機大学), 久保山 哲二(学習院大学), 加茂 瑞穂(武庫川女子大学), 前田 英作(東京電機大学)
A5-1:仏教思想の概念体系の記述手法としての TEI マークアップの現状と課題 左藤 仁宏(東京大学), 渡邉 要一郎(東京大学), 永崎 研宣(人文情報学研究所), 下田 正弘(東京大学)
趣旨
デジタルヒューマニティーズは、人文学や情報学といった既存の学問の垣根を超え、また、日本だけでなく、様々な国や地域、そして機関を超えた連携を可能にした。また、研究としてだけでなく、教育活動やパブリックヒューマニティーズの実践を通じて、その成果を一般社会へと波及させることにも努めてきた。この様々な越境性こそが、デジタルヒューマニティーズの本質的特徴の一つと言えるだろう。
一方で、2020年初頭から始まったCOVID-19によるパンデミックは、時代の特色としての越境性が持つ「光」と「影」を映し出す事態となった。すなわち、パンデミックは、人の国際的な移動によって、その速度と影響を拡大させることにつながった。その一方で、国際的な研究連携をさらに加速させることで、パンデミックの克服と、その後の社会を見据えた学問領域の誕生を促すきっかけともなっている。
そこで本年のじんもんこん2021では、デジタルヒューマニティーズの越境性という本質へと立ち返りつつ、ポストコロナを見据えて、「越境する」デジタルヒューマニティーズから、「総合知」としてのデジタルヒューマニティーズへと至る道を探る機会としたい。
開催概要
日程 | 2021年12月11日(土)~12日(日) |
---|---|
会場 | オンライン開催(拠点)関西大学 千里山キャンパス |
主催 | 情報処理学会(IPSJ) 人文科学とコンピュータ研究会 (SIG-CH) |
協力団体 | |
後援 |
アート・ドキュメンテーション学会
記録管理学会 情報知識学会 情報メディア学会 人文系データベース協議会 電子情報通信学会 日本アーカイブズ学会 日本計算機統計学会 日本行動計量学会 日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 日本統計学会 日本図書館情報学会 デジタルアーカイブ学会 |
併設イベント
国際シンポジウム「東アジアDH研究の推進とそのための環境の構築
-次世代の東アジア文化交渉学のために-」
【日時】:2021年12月11日(土) 18:00-21:00
【場所】:Zoomでのオンライン開催のみ
【主催】:関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)
実行委員会
沈国威(関西大学)[委員長]
藤田髙夫(関西大学),
奥村佳代子(関西大学),二階堂善弘(関西大学),菊池信彦(関西大学),後藤裕也(関西大学),横山俊一郎(関西大学),
耒代誠仁(桜美林大学), 中村覚(東京大学),
橋本雄太(国立歴史民俗博物館)
プログラム委員会
守岡知彦(京都大学)【委員長】
大向一輝(東京大学), 上阪彩香(大阪大学),
北本朝展(国立情報学研究所), 後藤真(国立歴史民俗博物館),
鹿内菜穂(亜細亜大学), 高田智和(国立国語研究所),
永崎研宣(人文情報学研究所), 村井源(はこだて未来大学),
森信介(京都大学)
主なトピック
人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマについての研究発表・事例報告などについて広く歓迎いたします。具体的なトピックは以下に挙げますが、この限りではありません: デジタル・アーカイブ(記録、保存もしくは活用に関する技術、事例、理論など)、保存科学、文化財防災、MLA連携、デジタル博物館、デジタル化文書、ドキュメンテーション、考古学・歴史学・文献学・言語学などの人文系諸学を含むデジタル・ヒューマニティーズ、人文情報学、時空間情報、視覚化、データ・マイニング、色彩情報処理、情報技術を用いた教育、WEB活用、情報検索、メタデータ、知的財産権・著作権課題など、広く 人文科学とコンピュータ研究会の理念に即したテーマ、事例、現状批判、問題提起などについてのご発表も広く歓迎いたします。
発表論文募集
項目 | 日程 | |
---|---|---|
募集開始 | 2021/08/02 | |
概要論文締切 |
|
2021/09/06 |
論文採否通知 | 2021/10/04 | |
カメラレディ論文締切 | 2021/11/01 |
概要論文の応募について
- A4判2ページ(図表を含む)の概要論文を作成してください。査読方針、概要論文の書き方、送付方法などについては、以下のフォーマットに詳しい情報がありますので、ダウンロードの上、必ず参照してください。
- 2021年度、じんもんこんシンポジウムはシングルブラインド制を採用します。著者・所属も概要論文に記載をお願いします。
- 概要論文には希望する発表形式(口頭、ポスター、デモ、どれでもよい)を明記してください。
- 学生が第1著者の場合は、学生奨励賞の審査対象となりますので、審査希望の有無を選択してください。
- 提出された概要論文に基づいて、プログラム委員会で査読・審査の上、応募論文の採否を決定します。
- 採択された場合、 A4判6ページか8ページの論文集用カメラレディ論文を提出していただきます。
概要論文の投稿について
- じんもんこん2021では、概要論文の投稿にオンライン投稿システムEasyChairを利用します(http://www.easychair.org)。EasyChairのアカウントをすでにお持ちの方は、そのアカウントを利用してログインしてください。アカウントをお持ちでない方は、新規にアカウントを作成してください。
- じんもんこん2021 EasyChairページよりログインし、概要論文を提出してください。
- 投稿ファイルのファイル形式はPDFのみとします。
- 投稿時、「著者情報」「タイトル」「キーワード(3語以上)」「希望発表形式」を入力して、申し込みをしてください。 ※「著者情報」「タイトル」は、概要論文が和文の場合は日本語で、英文の場合は英語で入力してください。 ※「キーワード」は、日本語入力するとエラーが出る事例が報告されているため、概要論文が和文・英文にかかわらず、英語で入力してください。
- 投稿後、すぐにEasyChairから確認メール(受理通知)が送付されます。確認メールが届かない場合は、お問い合わせください。 ※EasyChairから確認メール(受理通知)が届かない場合は、投稿が正常に完了していません。
- 概要論文締切までの期間であれば、何度でも概要論文のアップデートが可能です。
- EasyChairの詳細な操作方法は EasyChairの使い方(こちらをクリック) を御覧ください。
- 概要論文作成、投稿に関して不明な点があれば、下記問い合わせ先に お問い合わせください。
発表形式
- 原則として筆頭著者および発表者となれるのは,企画セッションを除いて著者一人につき1発表とします.共著者には特に制限はありません.
- 下記のツールを利用した オンライン発表を予定していますが,状況の変化により若干方式が変更になる可能性があります。
口頭発表
- Zoomによるオンライン発表になります。 1発表につき質疑を含めて合計30分程度となります。
- 詳しくは 口頭発表要領をご確認ください
ポスター発表
- ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Zoomにより、 1発表につき1分間のライトニングトーク(ポスター・デモ紹介)を行います。
- ポスター・デモセッション(コアタイム)で、 oViceにより、質疑応答を行います。
- 詳しくは ポスター・デモ発表要領をご確認ください
デモ発表
- ポスター・デモセッション(コアタイム)で、Zoomにより、 1発表につき1分間のライトニングトーク(ポスター・デモ紹介)を行います。
- ポスター・デモセッション(コアタイム)で、 oViceにより、質疑応答を行います。
- 詳しくは ポスター・デモ発表要領をご確認ください
表彰について
最優秀論文賞
- 最も優秀な研究発表を表彰します。
ベストポスター賞
- 最も優秀なポスター発表を表彰します。
学生奨励賞
- 学生が第一著者で発表を行った中から、優れた研究発表を表彰します 。
プログラム
オンライン論文集はこちら(要パスワード)
会場
アクセスには参加申込後に送られてくるパスワードが必要です。
参加申込(参加費)
申込方法
情報処理学会の
申し込みフォームからのお申込みになります。
論文集は印刷版、ダウンロード版の両方を提供いたしますが、会期までに印刷版の入手をご希望の方は、11月末日までにマイページでの参加登録を完了ください。
学生(論文集なし)、および関西大学アジア・オープン・リサーチセンター所属(論文集なし)の方は下記より参加登録ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXSTMZSe3YHXVik754cN_pzqudksRD1YZf7QWQEUNbqb7Kdg/viewform?usp=sf_link
※ただし、各ご発表につき著者1名以上の有償でのご登録をお願いしております。
事前登録・事前振込み
申し込み開始後~12月3日(金)まで
参加費
会員種別 | 12/3(金)までの早期申込 | 12/4(土)以降の通常申込 |
---|---|---|
CH研究会登録会員 | 6,000円 | 9,000円 |
IPSJ会員 共催A・後援団体会員 | 9,000円 | 12,000円 |
一般(非会員) | 10,000円 | 13,000円 |
学生 論文集あり(CH登録会員、学生非会員) | 3,000円 | 3,000円 |
学生 論文集なし(CH登録会員、学生非会員) | 0円 | 0円 |
共催B 論文集なし | 0円 | 0円 |
問い合わせ
sympo2021contact■jinmoncom.jp(■を@に変えてください)