[[CH126]]

**◆第126回 人文科学とコンピュータ研究会発表会 [#b204a135]

主査: 耒代誠仁~
幹事: 鹿内菜穂、中村覚、西岡千文、橋本雄太~


&color(red){※重要・ご注意※};~
&color(red){第126回研究会は、新型コロナウイルスの影響に鑑み、オンラインで実施することにいたしました。};~


情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会(IPSJ SIG Computers and the Humanities)では、下記の通り第126回研究会発表会の開催を予定しております。歴史、地理、芸術、民俗、文学、言語、社会などなど、様々な人文科学の諸領域での情報資源の記録、蓄積、分析、提供や応用に関わる研究発表をお考えの方はぜひ奮ってご応募ください。

********************~
 日時    2021年5月22日(土)~
 会場    オンライン開催~
 発表申込締切 2021年4月8日(木)~
 原稿提出締切 2021年4月22日(木)~
********************~


***(1)募集内容 [#p238a46f]

- 学生ポスターセッション 6-8件
-- 学生ポスターセッションの中で優秀な発表には、「奨励賞」が授与されます。~
-- 学生のみなさま、奮ってご参加ください。~

- 一般口頭発表 3-4件
-- ショート:15~20分程度の持ち時間(質疑を含む)~
-- ロング:20分~25分程度の持ち時間(質疑を含む)~

※ポスターセッション/ロング/ショートいずれも2~8pの予稿の提出が必要となります(この範囲であれば枚数は自由です)。~
※予稿のフォーマットは[[情報処理学会のページ>https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html]]をご参照ください。~


***(2)申込方法 [#vb597054]

- [[申込書のページ>https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/CH/]]をご利用ください(なお、原稿提出はこちらのページから行っていただきます)。
- 「研究会への連絡事項」欄に「一般(ロング)」「一般(ショート)」「学生ポスターセッション」の別を、必ずご記入ください。
- 投稿システムで申込後、「講演申込完了のお知らせ」という件名のメールが自動配信されます。
- 担当幹事より、「講演申込受理のお知らせ」という件名のメールで、整理番号とパスワード、原稿執筆の詳細が届き、正式受理となります。
- 正式受理の連絡がない場合は照会先までご連絡ください。
- 先着順にて、定足数に達し次第、締め切りとさせていただきます。
- お申込み後、原稿提出時の発表ご辞退はお控えいただくようにお願いします。

***プログラム [#o1845f95]

2021年5月22日(土)

13:00~13:10 開会挨拶

13:10~14:20 セッション1

 13:10~13:35 (ロング)
 (01)言語情報の前方誤り訂正における書誌学の重要性
 ○得丸久文(著述業)

//> 前方誤り訂正はデジタル通信に固有の技術であるが、それを言語情報に応用するにあたり、歴史研究の手法を援用する。

 13:35~14:00 (ロング)
 (02)Digital技術下の方法論は革命的か:歴史学の場合
 ○望月澪(東京大学大学院人文社会系研究科)

// > 1993年にその存在が報道された、いわゆる廣瀬本『万葉集』は、その構造において、それまでの万葉集伝本研究にいくつかの画期をもたらしたことで知られている。筆者らは、この資料を文献の形式に沿って構造化することによって、伝本研究をより促進することに取り組んでいる。本発表では、この取り組みにあたり、Text Encoding Initiative P5 Guidelinesに準拠しつつ、その形式を適切に反映させるための構造的記述手法を提示するとともに、これに対応したテキストビューワの開発を通じた構造の妥当性検証について報告する。

 14:00~14:20 (ショート)
 (03)深層学習を用いた石造物の検出と分類
 ○小池隆(合同会社ミドリアイティ) 

14:20~14:35 休憩

14:35~15:35 学生ポスターセッション~
(14:35~14:45 ショートプレゼンテーション)

 (04)仏教図像の3次元モデル化に関する検討と実践
 ○鈴木政宏(東京大学) 

// > Hieratische Paläographie DB(https://moeller.jinsha.tsukuba.ac.jp/ja:2019年12月公開)はGeorg Möller, Hieratische Paläographie (1909-1936) 全4巻のうち、第1-3巻の「基本字」のデータのみを収録したものである。今回の改訂では、第1-3巻の「数字」と「続け字」のデータを追加するとともに、個々のヒエラティックとヒエログリフの対応関係の再検討を行い、その結果を反映させた検索システムへとアップデータさせる。本発表は、人文学的知見に基づくアノテーションと検索項目の追加と精密化に関する報告となる。

 (05)デジタル楽譜の類型化とデジタル楽譜文化を支えるフォーマットについての考察
 ○関慎太朗(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻)

 (06)デジタル時代における多様な資料継承の仕組みを包括する議論モデルの提案
 ○大月希望(東京大学大学院学際情報学府)
 ・大向一輝(東京大学大学院人文社会系研究科)
 ・永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所)
 ・佐倉統(東京大学大学院情報学環)

15:35~15:45 休憩

15:45~16:50 セッション2

 15:45~16:05 (ショート)
 (07)消滅危機言語の辞書データベースの構築と公開:「鳩間方言 音声語彙データベース」、「うちなーぐち 活用辞典テキストデータベース」の事例報告
 ○中川奈津子(国立国語研究所)
 ・加治工真市(沖縄県立芸術大学)
 ・宮良信詳(琉球大学)

 16:05~16:25 (ショート)
 (08)原本玉篇の江戸期写本 - 巻19残巻の錯簡について
 ○鈴木俊哉(広島大学)

 16:25~16:50 (ロング)
 (09)デジタルコーパスを用いたデータ駆動型の間テクスト性研究:古代末期エジプトの二人の修道院長のコプト語書簡におけるコプト語訳聖書からの引用の探知と分析
 ○宮川創(京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター)

16:50~17:05 CH研究会奨励賞受賞者発表等・閉会


***お問い合わせ先 [#k0b8f914]
ch-madoguchi■jinmoncom.jp(@を■に変更しています )


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS