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◆第102回 人文科学とコンピュータ研究会発表会

  • 主査:阪田真己子 幹事:関野 樹,松村敦,耒代誠仁,研谷紀夫

会場情報

  • 日時 2014年01月25日(土)
  • 会場 同志社大学 室町キャンパス 寒梅キャンパス
    (京都市営地下鉄烏丸線 今出川駅 徒歩3分ほど)
    〒602-8580 京都府京都 市上京区 今出川通烏丸東入

懇親会

  • 発表申込締切 2014年03月24日(月)
  • 原稿提出締切 2013年04月28日(月)※厳守


自動配信されます.
号とパスワード,原稿執筆の詳細が届き,正式受理となります.正式受理の連絡
がない場合は照会先までご連絡ください.

参加費(聴講)

  • 研究会登録会員:無料
  • 学会正会員:1500円
  • 学会学生会員:500円
  • 非会員(非会員の学生も含む):2500円

  詳しい情報は下記URLをご覧ください.
  http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html

プログラム

[09:30-09:35]
開会の挨拶

[09:35-10:05]

(1)平安時代の文献における文の長さについての計量分析

○土山玄(同志社大学)、村上征勝 (同志社大学) 

文の長さ(sentence length)の分布は書き手によって相違するとされており,
著者について疑問が提起されている作品を計量的に分析する際に有効な分析項目に
なり  得ると考えられる.そこで,本研究では古典文学作品の『源氏物語』および
『宇津保物語』を対象とし,計量分析を行った.また,現代文と異なり古典文には
句読点が記されておらず,文頭および文末が明確に規定されていないため,用言の
終止形や終助詞などの文末表現に基づき文の長さを定義し,文の長さの分布を求め
た.統計的な手法を用いた分析の結果,古典文においても文の長さの分布に書き手
の特徴が現れることが明らかになった。

[10:05-10:35]

(2)ライティング・タスクにおける課題文の影響―多変量アプローチによる言語分析

○小林雄一郎(日本学術振興会)、阿部真理子(中央大学)

本研究の目的は、英語学習者コーパスを用いて、ライティング・タスクにおける課題
文 の影響を明らかにすることである。課題文に関する従来の研究では、語数や文長な
どのテクスト情報、あるいは使用語彙が分析されることが多かった。それに対して、
本研究では多変量アプローチに基づき、テクスト情報や使用語彙だけではなく、構文
や談話に関する言語項目の分析も行う。

[10:35-11:05]

(3)情報検索時代の事例研究(その2) -アインシュタインの碑の物語-

○藤野清次(九州大学)、久野孝子(SAKAYEYA Project)

1922年12月アインシュタインが日本にやってきた。そして最後の訪問地福岡市で
「相対性原理」の講演をした。しかし、「アインシュタインの碑」があるのは講
演をした劇場でなく、ある高校の中庭だった。その謎に情報検索で探った調査結
果を報告する。

[11:05-11:35]

(04)スマートフォンを用いた統合的授業支援アプリケーションの設計

○村田 和也(東洋大学大学院工学研究科)、藤本貴之(東洋大学大学院工学研究科)

近年、大学生などの若者層を中心に急速にスマートフォンが普及している。モ
バイルコンピュータ並みの機能性を有するスマートフォンを利用することで、
大学などの学習支援/授業支援システムの開発には高いニーズがあると考える。
しかしながら、授業でのスマートフォンの利用は、受講学生の目的外利用を誘
発してしまい、本格的な研究や開発は著者が知る限り未だ登場していない。本
研究では、スマートフォンの目的外利用を制限しつつ、授業内で利用する「ス
マートフォンを用いた統合教育環境システム」の開発を進めている。そこで、
本稿では「スマートフォンを用いた統合教育環境システム」において、特に、
学生と教員が利用する授業用インタフェースを設計する。

[11:35-12:45] 昼休み(70分)

[12:45-13:15]

(5)技能における間についての考察

○宝珍輝尚(京都工芸繊維大学)、野宮浩揮(京都工芸繊維大学)

伝統技能の継承を目的として,間に着目した検討を行ってきている.これまで
に,間の 種類についての考察を行い,また,技能の伝承における短い間の重要
性を示してきている.本論文では,無音の間と有音の間における認知の違いに
関する考察と,動作の中の間の導出結果とそれに関する考察を行う.

[13:15-13:45]

(6)異分野混在の研究資源をいかに残すか?-「地球研アーカイブス」の試み-

○関野樹(総合地球環境学研究所)、安富奈津子(総合地球環境学研究所)

人文科学と自然科学、それぞれの研究資源。一方は文書のイメージであったり、
一方は膨大な量の観測データであったりする。総合地球環境学研究所(地球研)
では、「地球環境問題の根源は、人間の文化の問題である」との掛け声の下、
様々な分野から性質のまったく異なる研究資源が集まってくる。こうした研究
資源をいかに蓄積し、どのように提供するのか。さらに、これらを使って何が
できるのか(できそうなのか)。地球研の取り組みを紹介しながら検討する。

[13:45-13:55]

休憩(10分)

[13:55-]

特集セッション"マンガ研究のファセットーどこから見ても輝くか?

[13:55-14:00]

○趣旨説明

[14:00-14:30]

(7)TOPIC MAPSを利用したマンガ情報の組織化

○原正一郎(京都大学地域研究統合情報センター)

日本を代表するポップカルチャーであるマンガの特徴は、週刊誌から単行本・
Web・携帯電話さらにドラマ・映画・小説など多様なメディアへの波及、海外
における多言語展開、さらにコスプレのようなサブカルチャーへの派生など
にある。マンガを情報資源として捉える場合、このような多様性を組織化する
必要がある。本稿では、マンガの多様性を記述するメタデータの定義と、メタ
データを公開・操作するTOPIC MASPツールの開発について述べる。

[14:30-15:00]
(8)多様なマンガメタデータのLinked Open Data化を支援するためのオントロジー

○小平優衣(筑波大学図書館情報メディア研究科)

現在ディジタル環境でマンガを探すには、web上の情報を参照するのが一般的
である。タイトルや著者名などの書誌情報が利用される場合が多いが、マンガ
の内容や主題、キャラクタ等に関するリソースも存在している。しかしこれら
のマンガリソースは様々なサービスに散在している状態であり横断的に利用す
ることは難しく、情報共有を促進するためにマンガの概念をディジタル上で機
械が扱いやすくできるように形式化する必要がある。異なるマンガリソース間
の結びつけや再利用、効率の良いリソースの生成を可能にするため、共通基盤
となるマンガに関するあらゆる情報を体系化し扱うことを可能にするオントロ
ジーの構築を行った。Wikipedia内でマンガに関するカテゴリ名をオントロジー
の語彙として利用し、語彙同士の関係性を定義して、マンガに関するあらゆる
要素のLOD化を行った。マンガオントロジーは語彙の追加などの拡張が可能であ
り、マンガのあらゆる情報に繋げることが可能である。

[15:00-15:30]
(9)Wikipediaを利用したマンガの書誌データからのストーリー単位の抽出

○何 ブン凌(筑波大学院図書館情報メディア研究科)

書誌レコードの機能要件(FRBR)の第1グループで定義される実体の概念を利用
することで、マンガの探索がより容易になると考えられる。その一方、マンガに
関する第1グループの概念が、作品全体なのか、作品を構成するストーリー単位
なのか、あるいはストーリーを構成するより小さな単位(例えば、シーンやスト
ーリーを構成するエピソード)といったものなのかが明確ではない。本研究は、
マンガの作品全体を単位とするとらえ方に加えて、ストーリー単位をとらえる
ことで、探索を効率化することを目指し、書誌データからのストーリー単位の識
別を目指している。しかし、マンガの書誌データの中ではストーリー単位に関
する情報は少ないため、機械的に抽出することは難しい。本研究では、Wikipedia
の本文データを利用し、マンガ書誌データからストーリー単位を抽出する手法を
提案した。京都国際マンガミュージアムに所蔵しているマンガの書誌データを用
いた実験を行い、本手法の有効性を示した。この実験の結果から、本手法は利用
したWikipediaの情報の質に大きく影響されるとわかった。

[15:30-16:00]
(10)古典国文学研究からマンガ研究を見る

○相田 満(国文学研究資料館)

マンガを文学として扱う際に立ち現れる諸問題は、すでに文学研究に現れていた
といえるだろうが、逆に、マンガを研究の素材として扱うことからは、文学研究
として様々な示唆を受けることも多い。文学・マンガ両者のパラダイムは、将来
的にも、相互に刺激し合って行かなければならないだろう。パネル討論への登壇
に際して、文学研究の側からという所与のテーマに応える意味で、海外の事例も
含め、なるべく具体例を示しつつ見通しを述べてみたい。

[16:00-16:10]

休憩(10分)]

[16:10-17:50] 

(11)パネルディスカッション(100分)

・司会
杉本重雄(筑波大学 図書館情報メディア系)

・パネリスト
相田満(国文学研究資料館)
應矢泰紀(京都国際マンガミュージアム)
松下光範(関西大学 総合情報学部)
三原鉄也(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科)
森田ひろみ(筑波大学 図書館情報メディア系)

[17:50~18:00]

閉会挨拶

冊子体『研究報告』のオンライン化について

  • この方式は,事前にインターネットから論文をPDF形式でダウンロードしていただく
    研究の登録会員は無料,それ以外の方は有料)か,当日会場にて
    予稿論文のPDFファイルをコピーしていただくことによって論文を閲覧するものです.
  • CH研究会では移行措置として,2011年度までは研究会参加者に冊子体を配布しており
    ましたが,予算上今後これを継続することが困難な状況となりました.残念ではあり
    ますが,2012年度から冊子体の配布を中止させていただきます.
    今後は,当日会場でPDFファイルを閲覧できない参加者のために予稿論文のコピーご
    用意いたしますが,部数に限りがあります.誠にお手数ではありますが,できる限り
    事前にダウンロードしたものをプリントアウトしてご持参いただくか,PDFファイル
    閲覧用にパソコンをお持ちください.
    なお,会場により電源の口数・容量に限りがございますことをあらかじめご了承く
    ださい.
  • 予稿論文は通常,研究会開催日の一週間前から情報処理学会の情報学広場よりダウ
    ンロード可能となります.
    https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/
    (研究会の登録会員は無料ですが、それ以外の方は研究会参加費とは別に料金がかかります)
  • みなさまにはご不便をおかけしますが,ご理解のほど,よろしくお願いいたします.

お問い合わせ

  • 照会先
  • 研谷 紀夫(関西大学)
  • E-mail: ntogiya■kansai-u.ac.jp
    (@を■に変更しています)

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Last-modified: 2018-08-18 (土) 12:44:49 (91d)